無添加・天然自然化粧品の洗脳にかかる前に
お肌を健やかに、ピカピカの美肌に保ちたい！
女性なら誰しもそう思いますよね。
天然成分、オーガニック、自然由来に無添加・・・
人工ではないナチュラルさがお肌に優しいイメージがありますよね。
人工的な化学物質なんかは、ナチュラルなものと相反し
お肌を壊されそう！
そんなイメージがあると思います。
このイメージを利用した化粧品メーカーのイメージ戦略にまんまとはまって
本来はピカピカお肌の持ち主なのに
せっかくの美肌をぼろぼろにしていやいませんでしょうか？
小野寺もまだまだ化粧品に関しては勉強中ですし
成分もどんどん研究、開発されていくものなので
全てがどうだと決めつけるつもりもありません。
ですが、小野寺自身が実感して、気を付けたほうがいいなというポイントをまとめてみました。
顔以外のお肌は綺麗なのに
顔だけなんだか質感違う・・と感じていらっしゃる方は
化粧品選びでかなり損しちゃってる と思うので
参考になればウレシイです。
Contents
無添加化粧品って？
不純物や添加物が「無」い。こういう意味なのかなー？と思いますが
無添加化粧品について、はっきりした定義はないそうです。
化粧品成分で「悪」とされがちな（でも実際は悪でもない）
・ポリマー（シリコン）
・界面活性剤
・防腐剤
・香料
これら香料以外は、化粧品に必要なものです。
これらの どれか一つを配合していなければ「無添加化粧品」となり
売れる化粧品ができるのだそう。
例えば、香料を入れずに防腐剤をドカドカ入れていても
ぼく、無添加。
・・・ちがうだろう。と突っ込みたい。
言葉足らずですよね。
香料だけは無添加でも、それで「無添加化粧品」を名乗るのはお門違いなんじゃないかと。
実際、これらの成分について、悪とされるゆえんとそれは事実なのか？調べてみました。
ポリマーについて
スキンケア化粧品に使われるポリマーは水となじみやすい水溶性ポリマー。
お肌をみずみずしく整えてくれるもの。コラーゲンは天然のポリマーです。
ポリマーは
- 皮膚に残って毛穴を詰まらせ、皮脂を出さなくするから乾燥肌が悪化する
- 肌に残ってキツいクレンジングが必要
と言われますが、スキンケアに使われる水溶性ポリマーはこんなことはない
単なる都市伝説だそう。
逆に、水と油をなじませるのを助けたり、その安定性を高めるので
界面活性剤の使用量を少なくするメリットもあるよう。
界面活性剤について
水と油をなじませる成分。
界面活性剤フリーでも
乳化剤など添加物もりもりのことが起こりえます。
乳化剤などその他の添加物を入れないと水分と油分が分離し、
よく振っても、この一部分は水分っぽいとか、成分の偏りがでて不安定な化粧品のできあがりです。
界面活性剤を悪くいうネガティブキャンペーンをうたうことで
界面活性剤フリーが売れる。まさに洗脳です。
界面活性剤について、気をつけることは１つだけなのですが
界面活性剤については、次回まとめて書こうと思います。
防腐剤について
化粧品は、未開封で3年の保存義務があります。
防腐剤のない化粧品は、冷蔵庫の中身と一緒。
どんどん腐りますし、腐ってカビや雑菌など繁殖した物質を顔に塗るなんて・・・悪趣味すぎます。
防腐剤は化粧品に絶対に必要なもの。
特に悪者にされがちなパラベンについては
こちらの記事に書きましたのでご興味あればどうぞ！
関連記事：
無添加化粧品は、売りやすくするための宣伝文句で
私たちが求める化粧品であるとは限りませんので
注意が必要です。
オーガニック・天然成分のみの化粧品選び。敏感肌、乾燥肌の人は慎重に！
化学肥料を使わない、また、無農薬で育てられた植物のみを使用したオーガニック化粧品。
植物由来、オーガニック化粧品を買ってしまう時、私たちはどうして「漆」や「花粉」のことを思い出さないのだろう。
漆は肌かぶれを起こしますよね。花粉も肌荒れを起こします。
肌荒れする原因は、肌の水分不足の他には
このような肌に刺激になるものに触れる こと。
特にオーガニック製品は、植物のもつ力が強いので刺激になりやすいです。
植物自身、敵から防御し、自分の仲間を繁殖させるための様々の方法を獲得しながら進化し
植物毒を持ちます。
これが刺激になってアレルギー反応を起こしやすくします。
乾燥肌の人は刺激にも弱くなっているし
敏感肌の人はアレルギーを持っている人も多いので
どんな植物に反応してしまうかわからないし
注意したほうが良さそう。
ちなみにこの画像は、国産のオーガニック化粧品のでパッチテストをして
もう2か月ほどたちますが
まだアザのように残っています。
パッチテストを終えた時は真っ赤で痒くて・・・
当時は、
成分的には界面活性剤も防腐剤も植物性のもので安心かな？
と思っていたのですが無知ゆえに購入してお金を無駄にしてしまいました。
唯一の救いは、パッチテストで顔のお肌は守られたことかな。
植物性界面活性剤・植物性防腐剤に要注意
植物性界面活性剤には
・レシチン
・カゼイン
・サポニン
等があるようですが、植物性は界面活性力が少なく
大量に配合しないといけないよう。
防腐剤もしかりで、特に配合成分が植物だらけだったりすると
植物は酸化しやすいため
防腐剤も多く配合しないと安定した化粧品にならないのだそうで。
極端な言い方をしてしまえば
刺激の強い植物性の界面活性剤と防腐剤の液体やクリームを肌に塗ってる？ということになりそう。
遺伝的にもお肌の強い人ならいいんでしょうけども。
大事なのは
植物性だから安全ということは決してなく
植物性でも合成でも 肌にどう作用するか なんだと思います。
ネットにはたくさんの情報があふれていますが
誰がどんな立場から書いているのか
ちらっと気にしながら読むと見えてくることがありますね。
次回の小野寺の記事は「化粧品の界面活性剤のほんと」です。
