天才に近づく?やる気ホルモン「ドーパミン」を増やすには
ドーパミンとは?
ドーパミンは
・快感
・やる気、学習能力、記憶力向上
・運動機能アップといった働きを司る「報酬系」と言われる脳内の神経伝達物質です。
やることが山ほどあるのに、なんだかやる気が出ない。つい先延ばしにしてしまう。さあ、仕事だと思ってもやっているのはついついゲームを始めてしまう。
そんなあなたにはドーパミンが足りないのかもしれません。
もしくは間違った方向にドーパミンが使われているのかもしれません。
ドーパミンは強烈な快楽をもたらす
マウスの脳のドーパミン系の物質が分泌される部位に電極を与え、いつでも好きなときにレバーを押せばその部位を刺激しドーパミンが出るようにしたマウスは、ずっとレバーを押し続けます。
食事も食べずに死ぬまでレバーを押し続けたマウスもいたそうです。
三大欲求のひとつである生命維持に大切な欲求よりが、ドーパミンがもたらす快楽に負けたんですね。
実は、人も同じような行動を多く取っています。
良く例えらられるものが、パチンコ依存症です。
負ける確率が高いのに、やってしまう。
頭では、やってはいけないと分かっているのに意思の力ではどうにもならない、これはドーパミンの仕業だからです。
勝てるかもしれないという期待がドーパミンを放出し快楽を与え、記憶するのです。
アルコールや薬物もドーパミンを放出させます。意思の力ではどうにもやめることが難しい、依存症になってしまう、それがドーパミンの作用です。
ドーパミンを良い人生も為に利用する
ドーパミンは強烈な快楽をもたらすので、負のスパイラルに落ちやすい反面、人生を上昇気流にのせて正のスパイラルを作りだすことも可能です。
ドーパミンという報酬系の物質は、あくまでも人を期待させるだけで、決して満足感や達成感を得るものではないんです。
期待するからやる気が出る、面白い、気持ちよさそうだからやってみたくなる。
ドーパミンはこの先にある”ご褒美から得られる快感”を期待するから得られるのです。
あなたの「こうなりたい、ああなりたい」には、ご褒美があるでしょうか?
仕事で成功したい。結婚したい。
そう思った時に、どんな素晴らしいことが起きるかまで想像して下さい。
仕事で成功をおさめたらどうでしょうか。周りから一目置かれ、バカにしてきた上司や同僚も見返せる、いい家に住んでいい暮らし、時間的な余裕もたっぷりできで自由に好きなことができる・・・。
このような、成功した自分を思いっきり想像してください。
すると期待が高まりやる気スイッチであるドーパミンが放出してくるのです。
ドーパミンを出すちょっとしたコツ
期待値が高すぎて、脳内で非現実的な映画を見てるような気分だけではドーパミンを維持することは難しいです。
ドーパミンをうまく出すコツは
・小さな成功体験を積む
目的を立て、達成し、達成感を味わって自分で小さなことでもご褒美を与える。これを繰り返し与えることで、ドーパミンの強化に繋がります。
トイレ掃除をしたら、美味しいコーヒーを飲もう
資料ができたらマッサージをしよう等
ご褒美に好きなことをして下さい。
このような小さな目的をひとつひとつクリアしていくのです。
では、お金も時間もかからないおススメドーパミン放出法をお伝えします。
スマホのスケジュール帳に時間を決めてやることを追加していきます。
やることが完了したらその目的を削除していきます。
スケジュール帳がどんどん白くなっていくと達成感と爽快感が得られます。
するとドーパミンが出て、次のタスクに移る時もドーパミンが脳を駆け巡りフル回転で作業でき、さらにドーパミンが放出されるようになる、という風に無双状態に入れるでしょう。
「成長すること頑張ることは、楽しいこと」と自分に教えていってあげてください。
楽しいことは、意志力は関係なくずっと続けられるでしょう。
ドーパミンを出す食事
ドーパミンは、アミノ酸のチロシンから作られます。
アミノ酸はタンパク質が分解されたものなのでタンパク質を多く取ると良いと言われています。
効率良くチロシンを取り入れたい方はサプリメントを使用しても良いかもしれません。
(画像をクリックするとチロシンの詳細、口コミ等が見れます。)
1粒のチロシン量は500㎎で、大豆40gのチロシン量にあたります。
ただ食品で摂れるチロシンは含有量と吸収率は別物だそうで、大豆40gを食べたらチロシンが500㎎とれるわけではありませんのであしからず。
手軽に手にとれる食品とチロシン量を上げておきますね。
高野豆腐 418 mg(可食部19 gあたり)
プロセスチーズ 260 mg(可食部20 gあたり)
しらす 225 mg(可食部15 gあたり)
きなこ 130 mg(可食部10 gあたり)
さて、私も記事を書きあげたのでスケジュールを一つキレイにしたいと思います。