乾燥性敏感肌についての知識を持って乾燥を防ごう
皆さんは乾燥性敏感肌についてご存知ですか。
日本人は乾燥肌の方が多いのですが、乾燥肌が進行して敏感肌の症状が表れる方が最も多く、大半の場合は敏感肌と乾燥肌は一緒に悪化していくことが多いものです。
もともと乾燥肌で色々な外的刺激により肌がダメージを受けどんどん肌が敏感になっていく、これが乾燥性敏感肌です。
乾燥性敏感肌の方は特にご自身のお肌に合ったスキンケアに切り替えない限り、お手入れしても改善されるどころか悪化する一方になってしまいます。
もともと敏感肌の方もいらっしゃいます。
そういう方は遺伝的なものもありますし(お肌の綺麗な人にケア法を聞いて「何もしていない!」という人がいますが、遺伝的に肌が強く特別なケアをしていない事もあります。自分の肌がどういう状態かも知らず真似をして、さらにトラブルになることさえあります。よく見極めしましょうね!)
皮膚が薄くて少しの刺激でも赤くなったりヒリヒリしたり化粧品で炎症を起こしたりするので自分でも気づきやすいです。
しかし、知らないうちに乾燥肌から乾燥性敏感肌になっていく方が多く、そういう方は急に肌質が変わった、今まで使っていた化粧品が合わなくなった、炎症を起こしたり肌荒れが起きるといった何らかの変化があります。
ここからはなぜ乾燥肌がひどくなり乾燥性敏感肌になるのかを説明していきます。
なぜ乾燥肌がひどくなり乾燥性敏感肌になるの?
外的刺激によって乾燥がひどくなる方が多いのですが、例えば
- 日中エアコンにあたることによる肌の乾燥。
- 紫外線による日焼け。
- 自分の肌に合わない化粧品を使っている。
- 刺激の強い化粧品、例えば、スクラブなど角質ケアをするものを使っている。
- 睡眠不足やストレスがある。
- 不規則でバランスの乱れた食生活を送っている。
これらが普段の生活でいくつあてはまりましたか?
乾燥肌の方は乾燥性敏感肌になる可能性が高いということです。
改善策としてはエアコンや紫外線は意識的に気をつけるしかないのですが、すぐにできてお金もかからない基本ケアは
①自分の肌に合ったお手入れをすること
②規則正しい食生活に変えること
③睡眠をしっかり取ること
この3つをするだけでもお肌は変わってきます。
乾燥性敏感肌には自分の肌に合ったお手入れをすること
乾燥、とくに敏感肌に傾いたお肌は少しの刺激にも弱いので炎症があればまずは皮膚科に
なければこれ以上悪化しないようにすることが大事です。
まず、お肌をこすらないことは万人に言えることですが
成分で合成ポリマーの入っているものは、合わない人が多いようです。
乾燥肌、敏感肌専用の化粧品であれば、基本的に刺激の少ない成分で作られているようですが
「敏感肌用」「低刺激」と書かれている化粧品だからといって肌に合うわけではありません。
その人にとって敏感に反応する成分が入っていれば、それは敏感肌用にあてはまらないからです。
界面活性剤不使用と言いながら、界面活性剤より刺激の強いものを入れていたりするので
製品の説明を納得いくまで読んで理解して買うことがベストですね。
美容液は栄養なのでプラスαのお手入れになります。乾燥がひどい方はぜひつけることをおすすめします。
特にセラミドに働きかけるものや、消炎作用のある成分の入ったものがいいですね!
またアルコールが入っている化粧品は乾燥がひどくなると、ヒリヒリする可能性があるので気をつけて下さい。
アルコールは分子が一番小さいので浸透しやすいのです。
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乾燥性敏感肌に一役かう食材
そして、規則正しくバランスのとれた食事ですが、お肌の保湿力を高めてくれる食材は例えばサバやイワシ、鶏皮など良質なタンパク質を取り入れると良いです。
また、食事からは摂取しにくいビタミンCやB群、Eなどをサプリメントで補うという方法もあります。
サプリメントや美容ドリンクなどは最低3ヶ月以上続けなければ目に見えての効果は出にくいので食事を改善することから始めてみて下さい。
まとめ
乾燥肌はまだしっかりお手入れを続けていれば良い肌状態へと変わっていきやすいです。
しかし色んなダメージが重なり、それに対してケアが出来ていないと乾燥がひどくなり乾燥性敏感肌になって、お手入れも難しくなってしまいます。
敏感肌になると合う化粧品も限られてきますし、炎症や肌荒れを起こしやすくなって、化粧も出来ないくらいまでになることもあります。
なので、大事なのは敏感肌にならないように日々のダメージから肌を守り、お肌に合ったお手入れを毎日続けることです。
ぜひ食生活やライフスタイルも見直して、自分の肌とも向き合ってみて下さいね。