ボクシングでレッツ美脚orくびれ 美容健康ボクシングの効用②
オヤジボクサーの佐藤です。
3社の経営者でボクシング歴25年です。
今回は、ボクシングで心も体も軽やかにキレイになる、
特に、ダイエットを目的として重視する女性向けに、
「最大の障害」を克服する方法をお伝えしたいと思います。
Contents
ボクシングによるダイエット効果の障害とは
ボクシングやキックボクシングは、
有酸素運動なのでダイエットに効く
という話を聞くと思います。
ところが実際には、
ダイエットの目標を達成する前に通うのをやめてしまう女性が
多いように思います(泣)
なぜなら、
有酸素運動で体重を減らすのって簡単ではなく、
1回の練習中にある程度まとまった運動量と時間が必要なので、
すぐに実感できず、辞めてしまうのだと思います。
そもそも練習を続ける「体力」がないと、
脂肪が燃焼し始める前にバテてしまい、
水分が減っただけで脂肪は減ってない、
こんなにキツイのに効果がない、やってもムダ、お金もったいない、
しかもグローブがクサい!(革なので)、
こういう心理になるんでしょうね。
だから、
「体重をキレイに減らす」という最終目標をもつのはもちろん大事ですが、
早めに効果が出やすい短期目標(マイルストーン)をもって、
まずは「体力」をつけるほうが、
最終的に効果を実感できやすいです。
ボクシングで美しくなるために持つべき短期目標
ということで、
1か月くらいでも目にわかる効果の出やすい、
「体の部位の引き締め効果」についてご説明します。
結論から申し上げると、
ボクシングなら「美脚効果」が見込め、
キックボクシングなら「くびれ効果」が見込めます。
ボクシングって腕の格闘技と思われがちですが、実は足のほうが大事なんです。
後ろ足が体を移動させるときの駆動力なので、
後ろ足の親指の付け根1点で体重を感じる状態で地面を蹴る。
これで体重を乗せたパンチを打てる体勢で前進でき、
逆に前足を駆動力にすると後進できます。
ちなみに、右利きで右構え(オーソドックス)なら右足が後ろ足ですよ。
左構え(サウスポー)なら左足が後ろ足になります。
ボクシングって、お互いに動きながら攻撃するんですけど、
相手との距離を一気に詰めたり、
攻撃をサイドやバックに動いてかわすという点では
キックボクシングよりも体ごと瞬時に動き回る、
体の移動が大事なポジションの取り合い格闘技なんです。
「ボクシングはチェスである。」
某オヤジボクサーはそう説いているそうです。
具体的には、
ふくらはぎ(腓腹筋、ヒラメ筋)で、
全体重を一気に動かすことになるので、
ふくらはぎの筋肉が上にリフトアップすることで、
足首がキュっと引き締まって、とても綺麗な脚のシェイプを実現できます。
美脚になるころには、0.2秒で1m弱前進できます。
ほぼ忍者です。
佐藤は、夏場に半ズボンで足を組んでるときなど、
女性から足首の引き締まり具合をうらやましがられます。
正直どっちでもいいですが(笑)
ボクシングの場合、
肩(三角筋)や背中(肩甲骨周辺)の筋肉がつきやすいので、
頑張りすぎると、上半身がゴツイ女性になりかねない点は要注意です(笑)
体形が逆三角形(▽)シェイプになっていきます。
なで肩に女性らしさを感じる佐藤的には
筋肉は必要以上に鍛えすぎず、
一方で爽快感を感じる気持ちいいパンチを打てる、
美麗女性ファイターになってほしいと
心の底から願っております。
女性がトレーニングをするときは、
筋力(パワー)よりも、しなり(バネ)を意識すると
美しく爽快なトレーニングができると思います。
腕のムキムキ筋肉など、ナイスパンチには不要です。
ぬおー!とかどりゃー!ではなく、
ピシュン!とかシュパン!のイメージです。
スムーズに体内で動力を伝達し、最後に腕を体幹にくっついている道具のような
イメージで、ピシュン!です。
わかりましたか?
キックボクシングでキックをするときの駆動力は、
足というよりも体幹の筋肉です。
ミドルキックでは、体幹のうち腹筋が駆動力で、
足は駆動力にくっついている道具のイメージになります。
腹筋に力を入れて体幹のひねりエネルギーを作り、
くっついてる足をターゲットに向けてピシュン!ですよ。
わかりましたね。
そう、ゴリラではなく、猫のような俊敏なイメージが大事です。
キックをするとき股関節や腰回りを大きく動かすので、
腰回りの筋肉が引き締まり、
「くびれ」ができやすくなります。
骨盤も正しい位置に矯正されていくので、
ぽっこりお腹もひっこんでくれることでしょう。
キックボクシングでは様々な部位を大きく動かすので、
個人的には、ボクシングよりもキックボクシングのほうが
女性の体のシェイプ改良にはよい点が多いと思います。
「キックボクシングはもぐら叩きである。」
某オヤジボクサーはそう説いているそうです。
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ボクシングとキックボクシングは全くの別物
こういう説明をすると、
「じゃー、ボクシングの足の使い方で「美脚」を、同時にキックで「くびれ」を。」
という欲張りさんが出てきますが、
競技として両立はとても難しいので、どっちかに絞る方がよいです。
重心の置き方というか、土台が全然違う格闘技なので。。。
そういう方は、
「体力」の増強を兼ねて、キックに加えて軽いランニングをするとよいと思います。
はじめは1kmとかでも構いませんので、無理のない範囲で継続してください。
ただ走るのではなく、意識的に前に進むために地面を蹴る、
これだけで「美脚」に近づけるはずです。
いきなり走るのがしんどいなーという方は、歩くときに蹴ることを意識するだけでも
少しは効果があると思います。
変な人に見られないよう、急いでいるふり(顔作り)は必須ですが。
低めの天井や壁に手を当てて、ふくらはぎを意識しながら
天井や壁をぐいっと押すという運動も効果的です。
ジャブも強くなります。
全力で5秒以上を5回以上繰り返すといいかもです。
ボクシングでダイエットするとついてくるオマケ
「体力」がつくと、
日ごろの仕事や家事でも疲れにくくなるので、
顔の表情が明るくなり、周囲から声がかかりやすくなるんじゃないでしょうか?
ストレスの原因が自分の行動に対する周囲の反応、それに対する思い込みにあるとしたら、
ストレスも軽減すると思いますよ。
あと、運動というストレス発散が取り込まれた生活を送ると、
不要な食欲、そう、あの、女子の最大の敵である、
ストレス発散飯、ストレス発散スイーツの欲求が確実に減ります。
何十万円も払って監視付き糖質制限ジムに通う必要も生じませんし、
高いダイエット健康食品も買わなくて済みますね(笑)
外食代も相当浮きます。
コスパをさらに改善する重要ポイントですね。
シナジー効果という奴。
こう考えて続けると、
最終目標のダイエットも成功しやすいと思いますよ。
次回は、
ジムの選び方について、経営者の視点も交えつつご説明したいと思います。