なぜ妻にキレられる夫の方が優秀なオスなのか?

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最近、「だ〇なデ〇・ノート」なる本が発売され話題を呼んでいるようです。
激しく夫に怒りを感じている女性が日本国内に相当数存在していることと同時に、
Amazonでの評価を見ると、最低の1点(5点中)をつけている人が圧倒的に多い点では、ほっと一安心。

さすがは、なでしこ。
時代は変わっても大事な部分は守っている人が圧倒的に多い。

「そんなに嫌なら離婚すれば?」
「単なる文句を他人に読ませて憂さ晴らし?」
「同情、共感できると思ったら、逆にムカついてきた!」
ということでしょうね。

佐藤としては、この本自体には読む価値をあまり感じないのですが、
なぜ、そのような過激な意見表明に打って出る女子(もしくは出版社)が存在するのか、
それをどうすればより建設的な形に収束できるのか、
結局、妻はなぜ夫にキレるのか、
について考えるには、面白い題材と思ったのです。

男性脳に期待してはいけないこと

妻が旦那にキレるのは、
古今東西、津々浦々、
旦那とのミス・コミュニケーションが最大の原因だと思っています。

お金、不倫、DVなど、コミュニケーション以前の問題が決定的であれば、
できるだけ早く離婚すべきだけれど、
それをしないで、夫に関する文句を言いたくなるのは、
ミス・コミュニケーションに対する不満が原因である可能性が極めて高い。

ミス・コミュニケーションが発生する原因も明確です。
女と男は、まったく別の情報処理をする生物だからです。

女性が当たり前に察知する周囲の変化は、男性脳では検索範囲外なので気づくはずもなく、
女性にとって楽しいおしゃべりは、男性脳では重労働やストレスになることが多く、
女性が求める感情の共有は、男性脳では時に苦痛や屈辱を感じるものなのです。

女性からすると意味不明でしょうが、
男性脳は、女性と違う設計図で作られていて、
それが 女性を最も効率よく守るための女性防衛装置であることを理解してもらい、
女子として自然と湧き出てくる欲求の充足については、
男性脳の持ち主に期待しても仕方ないと、ある程度は「諦める」こと。

家の外での小さな危険は踏破して、収穫物を獲得し、家に帰ってくる、が男性脳の目的です。
家ではボケーっとすることで、次の冒険に向けた準備をしているのです。

ある程度、旦那に対して諦めた方が、
自分、子供、夫にとってもハッピーな結果になることを覚えておいてください。

別の言い方をすると、

我慢する。」

何を「我慢する」のかというと、
自分と共感してほしい異性として夫を選んだのに、共感してくれない、
自分だけを特別扱いしてほしいのに、そうしてくれない、

こういう女性脳として極めて健全なニーズを、ある程度我慢しましょう。

女性脳は、最も効率的に女性が家庭を守れるよう設計されているのです。
自分の生存、自分がお腹で守る子供を最も安全な状況にもっていくこと、が女性脳の主目的です。

最も効率的に女性を守る男性脳と、
最も効率的に家庭を守る女性脳は、
効率的に処理すべき対象と方法が根本的に異なっているので、
同じ対象についても、全く違う捉え方、行動、発言になってしまうのです。

理想的には、
男性は、女性のニーズを理解して歩み寄り、
女性も、男性の役割や限界を理解して歩み寄るべきです。

しかし、佐藤は、
「できないことはできない」と悟ることも大事だと思います。

ここで問題は、
男性脳は、家の外今の次、に関心が向くように設計されてしまっているので、
女子が最大の関心を払う、目の前の現実、家の中にはほぼ関心が向きません。

社会的に成功するタイプの男性であるほど、男性脳の濃度が濃い傾向があるはずで、
これは仕方のない話、根本解決を目指すだけ時間と労力の無駄になる問題です。

おそらく、これは女性がお腹で子供を育てる哺乳類の共通した設計図だと思ってます。
仕方ないと思いませんか?

女性が安全で清潔で便利な生活を手に入れたのは、
昔の男子が一生懸命家庭を顧みずに夢を実現したからです。
今の旦那に文句があっても、御隣の旦那と比較して物足りない部分があっても、
許してあげましょう。ある程度は。

そういう意味で、佐藤はこう思います。

ある程度、男性に女性のニーズをしっかりと説明する努力をしてもらった後、
女性がオトナになる方が結局手っ取り早い、と。

だから、ある程度諦めましょう
だから、ある程度我慢しましょう
と申し上げているのです。

オトナ女子というのは、
・自分だけ特別扱いしてもらいたい、
・ちやほやしてほしい、
・おしゃべりしたい、
という本音の願望を、
ある程度の諦め、我慢によって
裏側で隠し持つ方が結局オトクであることに気づいた女子である
と定義できるのではないしょうか?

旦那の社会的成功可能性を諦めて、
女子脳の男性と結婚して、共感しあえる家庭を築くのか、

ある程度女子ニーズに折り合いをつけ、
男性脳の男性と結婚して、経済的安定を確保するのか、

いずれにしても、女性も共働きになるケースが増えてますから、
男性脳であろうが、負担のかかる家事について分担するなど、
しっかりと話しあって決めてみればよいのではないでしょうか?

旦那に大きな期待はしない方がよいと思います。
やろうと思ってもできないので。
意思はあっても能力が不足しているので。

身の回りのことについては気づかない、ないのと同じという認知レベルの男性に
複雑な思考・行動を必要とする家事というハイレベルなことを要求しても、
結果は裏切られることになるだけ、結局、手間が増えるだけです。

息子さんを持つママであれば身近にわかりやすい例があります。
男の子は、物心つくかどうかですでに男性脳として、外部、将来に関心を示します。
そう、「海賊王に、オレはなる!」

海賊王を目指す彼に、身近な家事の手伝いを依頼することこそが悲劇の始まりなのです。
小さなことが複雑に絡み合う家事は、男性脳が解くことのできないパズルなのですね。

無論のこと、
諦めるのも、我慢するのも ある程度までに限定です。
限度を超えるなら、別の旦那にチェンジすればよいでしょう。
世界に男はたくさんいます(笑)

「社長に聞いてみた 女子のココが痛い」という記事でも書きましたが、

冒頭の本に書いてあるような、
単なる文句をズバズバ言う女子の思考回路は、
いい年になってるのに、いまだに自分が、小さな女の子として、
周囲の人が必死に守ってくれる存在であると信じていたい、
社会に出た後も、お姫様扱いされる可能性を諦めきれていない女子
という言い方ができます。
つまり、見た目は十分大人だけど、精神的にコドモ女子ということです。
痛いレベルを通り越して、社長クラスの男子は拒絶レベルですね。
時間のロスなので。

ストレスまみれで、お姫様扱いを求め続ける、痛いコドモ女子か、
ストレスは軽減、お姫様扱いは表向き諦め、人気の高いオトナ女子か、

どっちがオトクでしょう?

ちなみに、佐藤は、
オトナ女子が、ときおり油断して、一瞬垣間見せるワガママには、
本当に「かわいいなー。」と思います。

結局、
妻が夫にキレるのは、
脳のメカニズム、哺乳類としてサバイバルするための必然なのです。

キレているのが正常です(笑)
喜びましょう。

女性がキレるような相手だから、男性としては社会の役に立つ。
どこかの奥さんの旦那の献身的な努力の恩恵を、あなたは間接的に享受している。
あなたの旦那の献身的な努力を恩恵は、あなた以外の奥さんにも提供される。

人間全体の一部として、
(一応、)あなたの夫は、(ちょっとは、)あなたの役に立っている

、と考えましょうか。
こういうのが女性脳には受け入れにくいのですが(笑)

夫のギリギリ最低の義務は、
社会貢献(を通じて奥さんを楽に安全にしてあげる)ということですね。
ろくに仕事をしない旦那には強烈に文句を言ってよいと思います。
「役立たず!」「働け!」「頑張れ!」と。

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