痒みを伴う乾燥肌スキンケアはワセリンでケア
肌が乾燥してくると、ガサガサしてファンデーションがのりにくかったり
ちくちくして痒くなったり、ひどくなると赤みくなってくる敏感乾燥肌。
このような赤みや痒みを伴う炎症を起こした状態の敏感になった乾燥肌には
乾燥肌用の化粧水や乳液、クリームに敏感に反応してヒリヒリしてしまうことも。
このような状態のお肌に対して、ヒリヒリするから何もつけないというのは無謀です。
乾燥敏感肌で普段のスキンケアが合わなくなってしまった時は?
この痒みの原因は、普段は痒みを感じる神経が表皮の奥にあるのに、乾燥が慢性的に続くと表皮の近くまで伸びてくるために起こります。
なんとなく顔がちりちりする、気が付くと顔を掻いている、こんなことはありませんか?
掻くと気持ちよいからと、かくと痒い部分がどんどん広がっていきます。
掻かないにこしたことはないのですが、この痒みを感じる神経がちょっとした外部刺激にも反応するので我慢することは難しいですよね。
風にあたっただけ、髪が触れただけで痒くなることだってあります。
外部刺激はそこら中に溢れています。
刺激を受けないようにすることは不可能ですよね?
その時に役立つのが白色ワセリンです。
なぜ敏感乾燥肌にワセリンがいいの?
スーパーや薬局などでも気軽に購入できて、価格も手ごろな白色ワセリン。
この白色ワセリンは、スキンケア製品のすべてに成分として含まれています。
白色ワセリンは直接肌を潤わせたり、水分を保持するような効果はありませんが
刺激性も極めて低いため副作用もほとんどありません。
この白色ワセリンが、肌の表面をぴったり覆って
肌の水分が飛んでいくのを抑え、表皮近くまで伸びた痒みを感じる神経を外部刺激から守ってくれる役割をします。
掻いて傷になってしまった肌の上に塗ることもできます。
今傷を治すのは、傷口を乾燥させて治すよりも傷口をじゅくじゅくさせて治す湿潤療法が主流で
この治療法と同じで傷ついたお肌を潤わせて自己治癒力を利用して早く治すことができます。
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まとめ
白色ワセリンは、保湿をしたい時・傷を潤わせて治したい時・傷に刺激や異物が入って欲しくない時にとても有効です。
痒みの原因は乾燥以外にも内臓の病気など、他の原因も考えらるので長く続くようなら病院に行って診察してもらうことが大事ですが、病院になかなか行けない時、応急処置として白色ワセリンを使ってみるのもおすすめです。