幸せホルモン「オキシトシン」のダークサイド
ピリ辛コメンテータの佐藤です。
今回は、ちょいすログの核心ともいうべき、ココロのサプリ、
「脳内ホルモン」がテーマです。
幸せホルモン(セロトニン)
セロトニンという脳内ホルモンが、「幸せホルモン」と言われていますね。
頭がスッキリする。
心がポジティブになる。
規則正しい生活リズムをしやすくなる。
抗重力筋の働きを強化(アンチエイジング効果!)。
痛みの調節。
このような効果がある脳内物質(厳密にはホルモンではない)です。
セロトニン不足の原因は、
・ストレス、
・太陽光不足
なので、
ストレス対策、外に出る(室内でスマホいじりしすぎるのはダメ)
が有効な不足時の対策ということです。
セロトニンを増やすには、
セロトニンの原料となるトリプトファンを摂取することが重要です。
トリプトファンは、穀物など、女子が気になる糖質系食品に多く含まれてます。
なので、ナッツ、野菜、果実、きのこ、魚介、肉、卵、乳製品から摂取すると
糖質制限ダイエットとも共存しやすいと思います。
効率的に摂取するには、
佐藤おすすめのベスト3
1. かつお(生)
2. まぐろ赤身
3. ビーフステーキ(リブロースやサーロイン)
※実際に食べられる量と含有率から佐藤が試算
トリプトファンサプリもありますが、
昔、アメリカで大規模な事件になったことがあります。
サプリや薬に頼りすぎるのはよくないということですね。
自分の状態を把握して、どうしても足りない分だけ、
適量摂るように心がけたいですね。
オキシトシンは幸せホルモン
「飼い犬と触れ合うことで互いにオキシトシンが分泌される」
という我が国ニッポンの筑波大学の研究成果が、
かの有名な科学雑誌サイエンスに掲載されたことで、
オキシトシンが幸せホルモンとして有名になりました。
https://next.rikunabi.com/journal/entry/20151128
このように増やせば増やすほど良い幸せホルモンとして紹介されていますね。
人間とのスキンシップ全般もオキシトシンの分泌を促すことから、
シングル女子は早くパートナーを見つけると幸せを脳が実感できる。
逆に、ペットを飼うと幸福感が充足されてしまいパートナー探しに出遅れる。
「ふれあい」によって「幸福」を感じる。
理解しやすい話ですね。
お金では買えないという人間らしい幸福感を端的に表しています。
でも、お金で買えるオキシトシン点鼻薬が発売されています(笑)
モテ薬などとして利用するみたいですね。
日本では禁止されているので通販で海外から買うしかないようです。
他にもいろいろと効果があるようですが、
副作用も多いようなので安易な利用はやめておいた方がよさそうです。
シャーデンフロイデ
オキシトシンの負の側面(ダークサイド)についても知っておきましょう。
光があれば闇がある。
大昔からのドラマや映画のテーマ「愛情と憎悪」。
これはオキシトシンという脳内ホルモンのしわざだったと考えてよさそうです。
全体としての目標(女性としての幸せ)を達成するために、
自分の状況を正確に把握して、
適切な対策を、適切な量だけ打つ。
結局、このちょっとした手間をスキップして、
安易な道を選択すると、
必ずダークサイドが待っているということのようですね
オキシトシンは妬みホルモンともいわれています。
スキンシップ等のふれあいで増加するオキシトシン。
これは幸せを感じさせてくれますが、
一方で、マイナス感情も膨らますのです。
自分のマイナス感情が高まっているな、と実感したら、
逆に、オキシトシンをコントロールする意識も大事なようです。
過ぎたるは及ばざるがごとし。
ということですね。
http://logmi.jp/234713
シャーデンフロイデとは、
ドイツ語で「他人の不幸(失敗)を喜ぶ気持ち」という意味です。
最近、有名人の徹底的なバッシングが流行っています。
これもシャーデンフロイデですね。
成功した他人の失敗に喜びを感じるということですので。
特に、女性らしさとも大きなつながりがあります。
女性ホルモンであるエストロゲンからオキシトシンは増産されやすくなるからです。
本来、女性は家族に対し愛情を提供し結束を高める役割があるので、
ふれあいを自ら進んで提供するインセンティブとして
オキシトシンの光の側面が発揮される仕組みなのでしょう。
また、家族が分裂しないように、
旦那や子供が1人だけ有利な状況になると強烈に妬みを感じ、
足をひっぱるようにして、
バランスをとるようにしていると考えられます。
しかし、
今は高度に人間としてのつながりが広範囲に多様化した社会になっています。
人間の脳が設計された何万年も前の、
数名から数十名の小さな集団の時代とは全く異なります。
そして、妬み感情が強い=ウザい女子や重い女
というレッテルが張られてしまうリスクがある点は注意しなければなりません。
高度に発展した現代社会では、愛情が深すぎる女子は意識的にダークサイドをコントロールしないと、逆に嫌われてしまうだけで終わるリスクがあるということでもありますね。
つきまといやストーカーになってしまう人は、
この手の脳内ホルモンのバランスが壊れた人が多いのかもしれません。
子育てに失敗する子供依存(過保護)もオキシトシンが多すぎる女性に多い傾向があるようです。
オキシトシンが多すぎる女子は、コドモ女子になりやすく、
社会的にバッシングされやすい女子になります。
そして、自らの愛情の深さが故に、苦しみ、恨み、大きな損をするということです。
オキシトシンのセルフ・コントロールは、
社会的にも家庭でも成功できるオトナ女子の必須科目ですね。
コントロール方法
幸せホルモンが足りないと精神面でデメリットが生じます。
足りなければ増やしましょう。
食事や運動や生活習慣によって不足分を補う方法はたくさんあります。
必要最小限でサプリ等を活用しましょう。
問題は、多すぎる場合にどうやって減らすかです。
・増やせばよいと妄信してサプリ等を過剰に摂取しない(摂取量を減らす)
・スキンシップを減らす(ベタベタしすぎない)
・幸せホルモン含有量の多い女子好みのメニュー(女子メシ)を減らし、男子メシを増やす
「女子度にもバランス大事、現代社会」
一句読んでみました。
女子度を高めるとよい、のは女子度が低い女子だけ。
お料理や気遣い等の技術面(女子力)を向上するのは一向にかまいませんが、
脳内の過剰な女子化は、社会とフレンドリーになりにくいのです。
既に女子度の高い女子が、さらに女子度を上げ続けると、
痛い女子になるということですよ。
女性ホルモンも多すぎると女性病になりやすいようです。
女性は女子度アップするとよいという単純な話ではない。
女性が男性化する必要はありませんが、過剰な女子化を自覚したら、少し男子化するとバランスが取れて、対男子、対女子、対社会でうまくいきやすいと思います。
なぜなら、オトナ女子の方が、コドモ女子よりも絶対に好かれるので。
参考に、この記事も読んでみてくださいね。
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