ポッチャリ女子が人気が出てきた理由

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LOVE

今までは、可愛い洋服が似合うモデル体系が点数の高い女子体形と言われてきましたが、
最近、日テレの水卜アナを筆頭に「ポッチャリ女子」の人気が上がってきたような気がします。

水卜アナの現在(2018年5月頭)の出演番組は、
①幸せ!ボンビーガール(進行)
②有吉ゼミ(秘書)
③スッキリ(サブMC)
のようです。

①は月曜夜7時ですから、ターゲットは絞ってない(老若男女)と思います。
②は火曜夜10時で、女性向け節約術ですが、ターゲットは男性も多少狙っているはず。
③は朝のワイドショーですから、主婦層がターゲット視聴者層ですね。

このように、水卜アナは、老若男女に受ける女子アナとして日テレ社内で評価されていることが
視聴率で商売しているテレビ局の采配を見れば、巷の人気ランキング等を見るよりも明白です。

今回、少し前なら人気にならなかったはず(失礼)の水卜アナが、
なぜ、最近になって人気になってきたかを分析してみましょう。

Contents

ふくよかな体系こそ女性らしさの象徴

歴史の教科書を思い出してください。
太古の昔の出土品に土偶があります。信じられませんがアレは女性を象ったものらしいですね。

はたまた、ヨーロッパの美術品、絵画や彫刻もふっくらしたボリューミーな体系の女性が多いと思います。

日本でも、江戸時代の美女とされる浮世絵を見ても、目が細いとか顔が長い等のツッコミポイントはありますが、
それなりにふくよかですね。

つまり、現代人が美意識を無理やり変えられてしまった前、
女性はある程度のふくよかさがあるほうがよいとされていたことがわかります。

自分の子孫を残すという指令に従う動物の1種としての人間の自然な欲求としても、
女性の体形としての魅力、つまり性的アピールとして、
ガリガリで妊娠・出産に危険を感じさせるような女性より、
ある程度ふくよかで安産でき、子孫を養育できそうな、しっかりした体形の方が好評価になる方が自然とも言えますね。

では、なぜ、ガリガリのモデル体型が魅力的な女性であるとされたのでしょうか?
こういう根本的な原理を紐解くには、お金の流れから始めるのが絶対原則ですよ。

モデル体型が美しいという価値感を植え付けたのは誰か?

モデル体型で頂点に立つのは、欧米ファッション系モデルであることに異論のある人は少ないでしょう。

日本の芸能人も顔や体系が欧米ファッション系モデルに近い人が多いですね。
平べったい日本人顔、縄文系コッテリ顔や弥生系サッパリ顔ではなく、
欧米系の顔がかわいいという価値基準が定着してきました。

芸能人に純粋な日本人が少なく、大戦時に日本に残留した在日系の子孫の方や、ハーフ、クォーターが多いのは、
美的感覚が欧米系や非日本的であることをプラス評価するように「した」からです。

さて、美の評価基準を強制的に変えることで金儲けができる人がいます。
商売するには、多少の不自然、希少価値のある方(つまりガリガリ体形)に、
大勢(ポッチャリ)を頑張って向かわせる方がビジネスチャンスを生みますね。

欧米内部でも、効率よく商売するために、大衆を映画等を通じて価値基準を植え付けていた時代でもあったのでしょう。

彼らからすれば、
「日本人の美意識を自分に都合よく変えてしまえば、たくさんお金儲けができる」ということになります。

戦争が絡むとよくある話です。

やはり、米系企業が、
日本人少年に野球を推奨して憂さ晴らしをさせる(ヨーロッパのガス抜きがサッカーです)ことで米国に親近感を植え付けさせるのと同じように、
日本人女性には、欧米系モデルが美の頂点であり、そこを目指すように仕向けることで米国に親近感を植え付け、同時に、たくさん商売しようとしたと考えると自然です。

このような強制輸入された美の評価基準に基づいて、
ひたすら消費させることができた時代が終戦後50年以上も続いたということです。
すごいですね。欧米のブランド系企業がすごく大きくなったのはこういう金儲けの仕組みがあったのですね。

流行のブランド服等の消費に多額のお金をバンバン費やすのはいつの時代も若い女性が中心ですね。
でも、その若い女性の消費スタイルが大きく変わっているのです。

元に戻った

最近の若い女性は、将来不安があります。結婚できるかわからないし、年金もらえるかわからない。
彼氏も財布の紐が固いです。自動車も買わない。コツコツと老後のため投信買ってます。

若い女性自身に消費させる、若い女性にプレゼントしたい若い男に消費させるため、
美意識を改造していたのですが、当面お金が動きにくいことが確定的になった今、
無理に自然と違う価値基準を押し付け続けるよりも、
元に戻す流れの中で生まれる新しい金儲けのチャンスと考える賢い人が出てきます。

つまり、水卜アナは10年前なら、普通にOLさんをしていたはずですが、
最近の節約志向の中で、元に戻す流れとして利用するにふさわしい素材と位置付けるとスッキリします。
かわいい女性の代表選手の1人として、日テレの看板アナにポッチャリの水卜アナが頭角を現してきたのは、このような時代背景があるのだと思います。

そもそも、モデル体型なんて、男からすると昔から評判がよいものではありませんでした。
かくいう佐藤もガリガリのモデル体型にはあまり関心はありません。

しかし、単純な男の脳に、突き刺さるメッセージがあったのです。

見栄っ張りな男の脳には、「社会的に美しいとされる女性芸能人」に「似ている」彼女がいるんだぜー!

これが効き目があるわけです。
今までは、正直、ガリガリで物足りないと思っていても、「あの子に似ている」「ランクの高い彼女」ということで魅力を感じていた錯覚に陥っていたのでしょう。

また、お人形さんのようなかわいい女性を傍に置くということに、男としての支配欲なんてものもあったのかもしれません。

しかし、こういう男側の事情も崩れてきました。

余裕がないのです。

今の時代の男としては、
不安を和らげてくれる「菩薩」のような女性、つまり、ちょっとポッチャリ女性を求めるようになったということでしょう。

今後、水卜アナのようなポッチャリ有名人がドンドン増えていくと、
「あの子に似ている」の対象が、ガリガリからポッチャリに徐々に変わってきます。

男は、ようやく、見栄もクリアしつつ心の底から欲しい女性を求めることができるということになりそうです。

ポッチャリとガリガリはどっちが有利か

しかし、早とちりは禁物です。

太っている方がよいというわけではありませんよ。

男からすると、
ややポッチャリが元々キュートだった、
見栄の面からも有名人に似ていると言える対象が増えた、
だけです。

当面、相変わらず、ガリガリモデル体型欧米顔女優さんの方が多いでしょう。
男の見栄は強烈に男の行動を左右しますから、
当面、ガリガリモデル体系の方が結局有利と思います。

しかし、ある条件さえクリアしていれば、ポッチャリ体系の女子も、勝負できるリングが登場したと考えてください。

ある条件とは、
男が求める「菩薩としての性質」を備えているということです。
菩薩とは「許し」と言い換えることができます。

水卜アナが、身勝手わがまま放題の性格だったら、人気ゼロのはずです。
ポッチャリ体系+ほんわか性格=人気女子
という計算式です。

ほんわか性格がなければ、ガリガリのほんわか女子にKO負けします。

性格が、コドモ女子(依存心の塊)だったりすると、ポッチャリは単なるポッチャリ。
人気が上がるはずがないんです。

ポッチャリなオトナ女子が人気急上昇の気配がするぞの巻でした。

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