痩せない、肌荒れ、薄毛・・・それは遅延型食品アレルギーのせいかも
ダイエットを頑張っているのに、全然痩せない。
お肌にいい生活を送っているのに肌荒れが治らない。
髪がよく抜ける。
こんなお悩みがある方
もしかしたら何かしら食品アレルギーがあるのかもしれません。
遅延型フードアレルギー持ちの小野寺が経験を踏まえながら(即時型フードアレルギーもありますが)
お話していきますね。
Contents
遅延型食品アレルギーって?
食べた後24時間後~72時間の間に、体にアレルギー症状が出るものです。
だから、食べた本人は気づきにくいんですよね。
1日で食べる種類も沢山あって1日~3日前のどのタイミングで食べたもので反応が出ているのか見分けるのは、至難の業。
その症状は
軽いものでは
・湿疹、蕁麻疹
・赤み、かゆみ
・むくみ
・体重増加
・抜け毛
・肩こり
・取れない疲労感
・鼻づまり
・口が乾く
・頭痛
等
病院にいくほどではない不調から
重いものだと、
・喉の締め付け、呼吸困難
・意識不明
という、下手すると死の危険まで発展してしまうという侮れない疾患です。
また、アトピー・マーチのひとつでもあります。
アトピーマーチって?
胎児の時に、お母さんのが卵や乳製品のタンパク質によって胎児のときからすでに生まれながらにアレルギー体質として生まれ、
生まれたときに乳児湿疹などの症状が現れ、アトピーや、形を変えてその他のアレルギーにどんどん発展していくという考え
特に日本人(アジア人)は卵・乳製品のタンパク質をうまく消化できない人が多いそう。
戦前の昔ながらの和食には、卵や乳製品が使われていませんし
昔の人は体質に合わないことを知っていたのかもしれませんね。
アレルギーになっている食品をやめると?
ちなみに小野寺はこのように↓↓↓
卵が黄身・白身ともに破壊的にNG。
乳製品も全般的NGです。
卵・バターたっぷりのパンケーキやドーナツを日々の癒しとしてこよなく愛していたので
ショックでしたね。
この検査をしてくださった先生は
「卵と乳製品は生まれつきでしょうね。
卵・乳製品・小麦・大豆は子供のころに発症して、成長とともに治ることが多いんだけど
こうやって残ってる場合、一生食べれませんねー。」
と、
実にサラリとおっしゃってました。
確かに、子供のころから卵を食べると寝込むレベルの腹痛や、たまに呼吸困難(特にストレスが重なると)
があったので、なるほどな、と。
(その時、家族からは「虚弱!卵食べて牛乳飲んで虚弱体質治しなさい!」と、強引に食べさせられていたんですよね。昔の人だから精神論でなんとかする!みたいなところがありますが、こればかりはどうにもなりませんでしたねー)
あと大きく反応が出るもたものは小麦です。
これも子供の時からのものかと思われます。
この検査をした時、グルテンフリー食を3カ月くらいしていたので
小麦はほとんど食べていなかったんですが
この反応の高さ。
実感したアレルギー除去食の効果
この結果を受けて、さっそくこれらのアレルギー反応の出る食品をやめてみました。
そこでの変化はまず
アトピーが良くなった
謎の水疱が、主に内ももとひざ下内側、手の甲、胸にできていて
アトピーの方ならご存知だと思いますが、
それらは、めちゃめちゃ痒いんですね。潰れてジュクジュクして全然治らない。
まず、この水疱ができにくくなりました。
除去食をして2,3カ月くらいで変化を感じ、半年後には水疱がなくなりました。
ただ、ジュクジュクしたところは治らないので、そこは菌だのウイルスだのが繁殖状態なので
自然治癒できるレベルではなく、ほうっとおくと悪化します。
そのため、手遅れになる前に亜鉛化軟膏+ステロイドで一気に治療。
アトピーはでなくなりました!
顔のぶつぶつ、痒みが消えた
グルテンフリーを始めて1か月、こめかみ、してフェイスライン、首筋の、痒くないけどブツブツしていたものが消えました。
また、乳製品が顔や、皮膚のかゆみ、鼻づまりを悪化させていることが判明。
たまに、チーズを食べた翌日あたりに明らかに顔が赤くなって痒くなる(特に眉毛とか眉間とか)んです。
そして鼻がぐずる。
皮膚状態が良くなったのも、アレルギー除去のおかげ。
よく、女性のアトピーで
胸(乳首)に黄色い汁が出てジュクジュクして下着に張り付いてしまうという方も多いようなのですが
乳製品除去してみるといいかもしれません。
小野寺はアイスクリームをたまに食べると、胸がムズムズする感じがして
あ、ぶり返しそう。って今でも思うときがあります。
でもまた除去していくと、セーフ状態を保つことができでいます。
みるみる痩せていく
まず先立って行っていたグルテンフリー食で
体重52キロから48キロのマイナス4キロを1か月で達成。
「すっごい痩せたよね、どうしたの?!」
皆に驚かれるレベルでした。
さらに卵、乳製品をやめて45キロに。
カロリー制限や、食事制限はなし。
アレルギー食除去のみ。
163㎝、45キロで今はキープしています。
アレルギー反応を起こすと、体内のあちこちで炎症がおき
そこに水分をため込み、結果滞りが悪くなってむくみ、それが脂肪を巻き込んでセルライトとなっていたのかなと思います。
特に足が細くなったので大満足。
ガンマーカーの値が正常に
小野寺は20代後半で子宮頸がんを患い手術しておりまして。
血液検査で、ガンがあるかどうかを調べるガンマーカーの値がいつも高く、かといってガンを決定付けるほどの値でもないので
細胞診をしてみて判定する・・・
細胞診では異常なし。じゃあまた3か月後に血液検査をしましょう。
で、血液検査をするとガンマーカーの値が高く細胞診で・・・を繰り返すこと、10年。
普通は異常なければ5年で、定期検査は卒業できるんですよ。
血液検査の前に2か月ほどアレルギー除去食を行っていたのですが
その時の血液検査でのガンバーカーの値は正常値!!
めでたく、10年の定期健診を卒業できました。
これらの改善が主だったものですが
他にも
・朝、起きたときのだるさがなくなった
・空腹感に悩まされることがなくなった
いいことが沢山ありました。
フードアレルギーの治療法
根本からアレルギーを治すことは、現代の医療ではまだまだ研究中で
治療法はないとのこと。
子供のころに発症する
乳製品・卵・小麦・大豆に関しては成長とともに消えることがほとんどだそうですが
ピーナツ、ナッツ、魚介類へのアレルギーの治療法はないそうです。
アレルギーになっている食品を避けることで
各不調の緩和をするのが、改善の現状でしょうね。
小麦などのグルテンが腸壁に穴をあけ、
本来、排せつ物として排出しなきゃいけないアレルゲンであるタンパク質を血流にのせてしまって
アレルギーを起こすので、
腸内環境を整えることやグルテンフリーにするといいという話も聞きますが
腸内環境は生まれ持ったものでそう簡単に細菌叢を変えることはできないと言われているので
整腸剤を飲み続けることに負担のない方は
試してみてもいいのかもしれません。
アレルギーについてまだまだ研究中なので、朗報を待ちたいですね。