激辛女子向け!激辛レトルトカレーを食べ比べてみた
激辛料理が好きな佐藤です。
今回ご紹介するレトルトカレーは、
佐藤が15分以内に完食できたものだけです。
- 18禁カレー 痛 (1食1,618円)
- 18禁カレー 超痛辛 (1食1,535円)
- 18禁カレー 痛辛 (1食1,028円)
- 地獄のカレー (1食730円)
- 悪魔のカレ― (1食648円)
- LEE 30倍 (1食600円)
- 日本一辛い黄金一味仕込みのビーフカレー(1食540円)
- 渡具知 島ハバネロカレー (1食347円)
- 無添加・激辛カレールー インドの家庭の味にこだわった逸品(1食216円)
全部Amazonで買えます。
値段の高い順に並べています。
味、辛さ、コスパについて評価して最後にランキング表にしてみました!
1.18禁カレー 痛 と
2.18禁カレー 超痛辛と
5.悪魔のカレ―は、辛さの中のうま味というよりも、
痛さが上回ってしまうクラスなので、今回はランキング外にしてます。
激辛好きなら間違いなく完食できそうな、残る6種類のランキングです。
Contents
化学調味料などのチェック
外食ですと中身は聞かなきゃわかりません。
でも、レトルトは原料表示で中身を確認できます。
佐藤は、過去、調味料の会社様をクライアントとして仕事をしたことがあるので、
食の安全性等のコメントも交えてコメントしていきたいと思います。
まず、「化学調味料」として有名なグルタミン酸ナトリウム(別名「グルソ」、「MSG」)。
うま味調味料として大量に入れるお店も多く、
アメリカではNO MSGでないと売れません。
でも、日本では外食でも加工食品や調味料にもガンガンに入っています。
簡単にいうと「味の素」です。
味の素入りの塩であるアジシオも化学調味料の塊です。
簡単に旨味を出せる魔法のうま味成分として、
関西のうどん屋さんの出汁に混ぜる粉として売り始めたのが今のAJINOMOTOです。
原料表示は「アミノ酸等」という表記が普通ですね。
健康によさそうな「アミノ酸」「など」。絶妙な表示名称ですよね。
うーん、大企業のパワーを感じさせます(笑)
もう1つ、あまり有名ではないのですが、「たん白加水分解物」についても。
たんぱく加水分解物は、タンパク質を塩酸で分解して作られたアミノ酸(うま味成分)です。
旨味だけでなく、コクも出せるので、食品メーカーにとって使いやすい成分です。
様々な調味料、スナック菓子、カップラーメンなどにガンガンに入ってます。
製造過程でクロロプロパノールという発がん性の疑いのある物質が含まれる恐れがあるとコーデックス委員会(世界の食品規格)で指摘されています。
http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/seisaku/120914.html
MSGについては、石油系原料で製造していた時代とは異なり、
現在はサトウキビを原料に製造しています。
日本で「化学調味料」という言葉はかなりヤバイイメージが定着していますが、
実は、そもそも、数十年前の日本人に受けるネーミング(広告のため)にしたもので、
「化学」=「サイエンス」=「最先端の技術を使った夢の調味料」という意味で、
「化学」調味料と命名してしまったようなのです。
今となっては、「化学」=「天然ではない」=「危険」と逆になってます。
MSGが本当にどれだけ健康被害に影響するのかについて、
はっきりとした見解はありませんが、
MSGがたっぷり入ったラーメンを食べると、
食べ終わった後で舌がピリピリした感覚が残ったりします。
一般的に悪いイメージが定着しているので、
化学調味料無添加という表示の食品が多く出回っています。
意外と、MSGよりも体に悪そうなたんぱく加水分解物は、
「調味料」ではなく「食品」に分類されているので、
入れてても「化学調味料無添加」と言えるという笑えないルールで生きているのが
私たちです。
どっちにしても、ガツンとした旨味に慣れてしまうと、
天然の味では物足りなくなってしまいます。
しかし、よい味を出すには原料コストがかかり、
値段を高くすると売れないという事情もあります。
結局、安さとうまさの両方を求めると、
長期的に体に悪い可能性が高い物質を体に蓄積させてしまうことになります。
気にし過ぎてもいけませんが、
気にせずに食べ過ぎても体によいわけはないと思います。
さて、ようやく激辛カレーのランキングですよ!
第1位 無添加・激辛カレールー インドの家庭の味にこだわった逸品
レトルトだけど温めるだけではなくて、
鍋に中身を出し、水を加えて数分温めるというひと手間が必要。
2人前なのでお一人様の場合には翌日もカレー確定。
お肉系は入ってないのでチキンとか魚介とかを別に買って鍋に入れる必要。
と一般的なレトルトと比べると見劣りする点があるものの、
堂々の第1位。
スープカレーを家で簡単に楽しめる。
味は、ちょっとサワー感もある本格的スパイス風味。
激辛好きにはちょっと物足りないかもですが、多くの人が楽しめそうな辛さ。
原材料も超シンプルで安心。
なによりもコスパが良い。1食200円也。
【無添加・激辛カレールー(2人前200g入り)】インドの家庭の味にこだわった逸品 [海外直送品]
第2位 渡具知 島ハバネロカレー
さっぱりとした激辛カレー。
沖縄産の島ハバネロ(ハラペーニョの80倍らしい)と
青パパイヤ(食感が新鮮)が入ってます。
カロリーは1食88kcalと超少な目。普通の3分の1くらいの低カロリー。
こちらもコスパはなかなか。1食300円ちょっと。
箱に3食分入ってます。
MSGは入ってますね。
第3位 18禁カレー 痛辛
毒々しいピンクのパッケージ。
裏面には警告文。
18歳未満の方は食べてはいけないらしい(笑)
ちなみにこの痛辛は18禁カレーの中では甘口で、
超痛辛が中辛、痛が辛口です。
1,000円オーバーはちょっと高いかな。
でもお肉は結構ゴロゴロと。
味も深みというか複雑な味というか、たしかにおいしい。
佐藤的には、せっかくの味の深みと激辛を両方楽しめるのはここが限界で、
超痛辛と痛は、ジョロキアの主張が強すぎて、味の深みを楽しむ余裕がなくなります。
激辛女子を自称するなら、1度は食べてみることをおすすめします。
第4位 日本一辛い黄金一味仕込みのビーフカレー
キリリとした辛みの国産唐辛子「黄金」で辛みを出しています。
海外の雑な辛さではなく、国産のデリケートな辛さ。後味さわやかな激辛。
特に夏場に食すとなおよいかも。
化学調味料不使用を売りにしており、MSGは入っておらず、
たんぱく加水分解物も入ってません。
500円なら全然OK。
和の激辛カレーです。
第5位 地獄のカレー
他の激辛と比べると、辛さは大したことがないですね。
この5倍の悪魔のカレーはなかなかの辛さです。
MSG入ってます。
第6位 LEE 30倍
はっきり言って、買う必要なし。
近くのスーパーで200~300円で買えるLEE20倍と比べて違いがわかりません。
それなのに600円。
当然、MSGもたんぱく加水分解物も入ってます。
グリコのカレーのなんとも言えないアブラ感。
これが好きな方だけどうぞ。
【ご参考:辛過ぎ圏外】
18禁カレー 超痛辛
これもジョロキアが1本まるまる入っています。
アホか!
痛辛は10口目くらいからはっきりとした「痛さ」を感じたのですが、
超痛辛は3口目からスタートしました。
レトルトカレーで1,500円は高い。
けど、原料は安全なものを使っているようで安心。
18禁カレー 痛
ジョロキアが2本まるまる入ってます。
超アホか!
アホさ加減が痛いわ!
はっきりとした痛さを感じるのが1口目からです。
翌日もしっかりとダメージが残ります。
食器を洗うときに目が痛い(笑)
MSGもたんぱく加水分解物も入ってません。
安心して胃腸のダメージと発汗を楽しんでください。
味は悪くないんだろうけどジョロキアの味が強すぎて・・・。
これで1,600円は高いかな。
ちなみにパッケージの裏面に記載されている注意事項はこちら。
悪魔のカレー
北都 悪魔のカレー 180g地獄のカレーの5倍の辛さ。ビーフ入りです。
ジョロキア入りなので、18禁カレーのような
辛さは18禁カレーの超痛辛と互角くらい?
調味料(アミノ酸など)発見。
安くする分だけ旨味を出すのに必要なんでしょうね。