冬の乾燥肌のお金をかけない簡単肌ケア法

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乾燥肌の方は冬が近くなるにつれて乾燥がひどくなったり、肌がつっぱったりと調子が悪くなる方はいませんか?
夏場とは違う乾燥の感じ方をされる方も多いと思います。

冬は、メーカーからも特にリッチなクリームも沢山出てきて保湿にお金がかかりやすくなるもの。
ですが、生活の中の小さな努力で乾燥肌対策をすることもできるんです。

冬に乾燥肌が悪化する原因

冬場に乾燥肌がひどくなるのは、気温や湿度の低下といった環境の変化がおもな原因です。
寒さ対策のために普及したエアコンが、肌の乾燥を招いていると考えられます。
そして季節的な環境の変化は、体のはたらきにも影響をもたらし、乾燥肌をさらにひどくしているのです。
冷え性であるとご自身で感じたことがある方は要注意です。

血行不良も乾燥肌の原因に

暑い夏の季節、私たちの体は全身に血流をめぐらせて汗をかき、体温を下げようとします。
一方、冬は気温とともに体温が下がり始めると、血管を収縮させ、体温が奪われるのを防ごうとします。
その結果、肌表面や手足などの末端に血液が行き渡らなくなります。
寒くなると手足がかじかむのはそのためです。

血流が悪くなると体のすみずみまで栄養が行き届かなくなり、
健康な肌をつくる機能が低下し、
肌のうるおいのもととなる皮脂と汗の分泌も減少してしまいます。

こうしたことが、乾燥を進ませることにつながるのです。

健康なお肌になる仕組み

健康なお肌はだいたい28日周期でターンオーバーをしていますが、このターンオーバーは古くなった角質が肌表面からアカとなって剥がれ落ちることでスタートします。

角質はアカとして剥がれるまでは、お肌の水分を閉じ込めるバリア膜としての重要な役割がありますので、その役割を果たしている間は角質同士が鎖状のようになっていて繋がれて剥がれ落ちないようになっています。

ところが肌表面のまで押し上げられて弱酸性であることを肌が感じると、この鎖が切れる仕組みになっているのです。
逆を言うと、肌表面が弱酸性でないと鎖が切れずに古くなった角質が残り、ターンオーバーは遅くなって行くのです。
そうするとお肌の水分を閉じ込める機能が低下しはじめ、うるおいを失ってカサカサしたり角質が厚くなることでくすんで見えたりゴワついたりします。最近では年齢とともに肌表面が弱酸性から中性に傾いてくることも分かっていて、老化の原因の一つとも言われています。
簡単に言えば肌の表面を弱酸性に保てば良いのです。
その為には運動で汗をかくことと、弱酸性の化粧品でスキンケアを行うことです。

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乾燥肌の冬場にできる対策

  • お風呂で洗顔したら上がってすぐに保湿をする
  • じんわりと汗をかくくらいの運動を習慣づける
  • 特に冷え性の方は体を冷やさないようにする
  • 入浴時間をしっかり取る
  • 辛いものを食べて発汗を促す

などです。
寒いからといって、熱いお湯に浸かることは乾燥をひどくさせます。
お湯は天然の界面活性剤、と言われるくらいで熱すぎるお湯は皮脂を溶かします。
40度くらいのお湯につかり、手首を温めるようにすると体全体も温まりやすくなります。

運動は血行を良くし、食べた栄養をいきわたらせ老廃物を排出するリンパの流れも活発にします。
日々、エレベーターやエスカレーターを使うところも階段を使ったり、いつもより早足で移動するだけでも
簡単な運動効果を得られます。

冷やさないようにする、の意味ですが、服をたくさん重ねればいいというものではなく
内臓を温めることを中心にしましょう。
暖かい飲み物をとり、砂糖やフルーツは極力控えめに。

また、体の内側から改善することも必要です。
健康な皮膚をつくるためには、コラーゲンをつくる材料となるタンパク質や、ビタミン類が役に立ちます。
乾燥肌の改善には、偏った食生活を改善し、 栄養素をバランスよく摂取することが大事です。
特に根菜類は体を温めてくれるので多めに摂って、逆に夏野菜を減らすと良いです。
喫煙はビタミンCを破壊するので乾燥肌はもちろんのこと、どんな肌質にも悪影響を及ぼします。

冬場は特に外気にあたることで乾燥するのでマフラーやマスクなどを上手に利用して、冷たい風に顔が直接触れないようにしましょう。
また、夏と比べると紫外線量は減りますが、冬でも肌には紫外線が降り注いでおり、適切なケアをしていなければ冬でも日焼けしてしまいます。日中、晴れている時間に外出の時は帽子やマスクを取り入れ、紫外線対策をしておきましょう。

乾燥肌対策は、化粧品に頼るだけでなく
自分の肌の力を引き出すことが一番のケア法。

化粧品ジプシーになる前に、まず自分の肌力を鍛えましょう!

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